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名作速読朗読文庫vol.496佐藤 垢石全集4読上機能付き

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About 名作速読朗読文庫vol.496佐藤 垢石全集4読上機能付き

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佐藤 垢石(さとう こうせき、1888年(明治21年)6月18日 - 1956年(昭和31年)7月4日)は、日本のエッセイスト、釣りジャーナリストである。
群馬県前橋市生まれ。報知新聞記者を経て文筆で独立し、「鮎の友釣り」「たぬき汁」など、釣りを中心とした多くの随筆を発表した。戦後は執筆だけでなく、雑誌「つり人」の初代編集人になるなど、現代釣りジャーナリズムの揺籃期の中心人物としても多大の貢献をした。
垢石は、釣りだけでなく旅、食、酒、艶笑譚、匿名の政界ゴシップ(「政界夜話」)などを盛んに執筆した




本文内容見本

飛沙魚 佐藤垢石

 この頃は、一盃のむと途方もなく高値な代金を請求されるので、私ら呑ん平にはまことに受難時代である。そのために月に一回、せいぜい二回も縄 暖簾《のれん》を、くぐることができれば幸福の方であるが、五十年来のみ続けてきた私が、月に一回や二回のんだのでは、夜ねむれないで困りはしないかと心配した。
 しかし、ありがたいことに、のめないでも眠ることについては心配不要であった。眠り過ぎて困る。夕方、めしが済むと、すぐ眠くなるのである。八時になると、もう床のなかへ潜り込む。そして七、八時間はぶっ通しで眠るのである。朝、三時か四時頃に眼がさめると、そのまま床から離れてしまう。
 夏の朝であっても、三時ではまだ暗い。暗いけれど釣り竿を持って川へ行く。川では、魚類もはや眼をさまして、私を待っているのである。魚連中は、朝の三時か四時頃が、ちょうど朝飯の時間であると見えて、鈎に餌をつけて水へ投げ込むと、直ぐ食いつくのだ。
 私と同じように魚も素敵に朝早く眼をさますが、彼らは一体夜の何時頃に寝につくのであるかと考えて、さきごろ水産講習所教授殖田三郎さんと共に、相模川の支流の串川へ視察に行ったことがある。殖田先生の説明によると魚類は大体宵の八時には床に入るものであるという。そこで、二人はカンテラ提げて串川の中流の小さな淵へ、八時に到着するように見はからって出かけて行った。
 淵といっても、深さ三、四尺ほどで、カンテラを指しだすと底の石まで見える。二人は、カンテラの光りで、静かに淵の層を見た。いる、いる。鮎、《うぐい》、鮠《はや》などが淵の中層で、ぐうぐうやっている。魚類のことであるから、鼾《いびき》声は聞こえないが、尾も鰭も微動だにさせないで、ゆるやかに流れる水に凝乎《じっ》としているのである。
 ゆるやかであっても、水は流れている。

代表作品

「鮎の友釣」萬有社(1934)
鮎釣の手引 どぶ釣と友釣 森田書房 1935
「釣の本」改造社(1938)
「随筆たぬき汁」墨水書房(1941)
「釣歳時記」東京書房(1941)
人生の名人 墨水書房 1941
随筆耳舌〔チョウ〕談 桜井書店 1942
つり姿 鶴書房 1942
狐火記 墨水書房 1942
人間が苦労したころ 墨水書房 1942
謀略将軍青木宣純 墨水書房 1943
きす・黒鯛・鱸釣 鶴書房 1943
たぬき汁 続 星書房 1946
たぬき汁 続々 薫風書院 1948
釣魚入門 川津書店 1950
「魚の釣り方」大泉書店(1950)
「垢石飄談」文藝春秋新社(1951)
新たぬき汁 ジープ社 1951
釣随筆 河出書房 1951 (市民文庫)
泡盛物語 弘文堂 1951 (アテネ文庫)
狸のへそ 要書房 1952
鯰のあくび 白鴎社 1952
狸の入院 六興出版社 1952
河童のへそ 要書房 1952
随筆天狗談 華頂書房 1953
たぬき人生 美女醇酒 要書房 1953
うかれ河童 笑の泉社 1955








名作速読朗読文庫vol.496佐藤 垢石全集4読上機能付きProfessional版

vol 件数 作家名     タイトル カテゴリー/文字数/文字量

496 1 佐藤 垢石 利根川の鮎 小説 5042 中
496 2 佐藤 垢石 利根の尺鮎 小説 6439 大
496 3 佐藤 垢石 飛沙魚     小説 1850 小
496 4 佐藤 垢石 濁酒を恋う 小説 2117 小
496 5 佐藤 垢石 瀞     小説 15094 大
496 6 佐藤 垢石 蜻蛉返り 小説 3525 中
496 7 佐藤 垢石 那珂川の鱸釣り 小説 3539 中
496 8 佐藤 垢石 鯰     小説 2567 小
496 9 佐藤 垢石 楢の若葉 小説 2087 小
496 10 佐藤 垢石 入社試験 小説 2369 小
496 11 佐藤 垢石 にらみ鯛 小説 6738 大
496 12 佐藤 垢石 母の匂い 小説 748 小
496 13 佐藤 垢石 榛名湖の公魚釣り小説 671 小
496 14 佐藤 垢石 美音会     小説 2999 小
496 15 佐藤 垢石 姫柚子の讃 小説 7473 大
496 16 佐藤 垢石 氷湖の公魚 小説 1485 小
496 17 佐藤 垢石 冬の鰍     小説 1508 小
496 18 佐藤 垢石 鱒の卵     小説 1726 小
496 19 佐藤 垢石 魔味洗心 小説 6541 大
496 20 佐藤 垢石 水垢を凝視す 小説 4826 中
合計冊数 20 合計文字数 79344




名作速読朗読文庫とは

名作速読朗読文庫は、読書の喜びを多くの人に知って戴くため 聞いても読んでも楽しめる文庫です
視覚障害者の方もご利用できる音声でも聞こえるシステムが附属しています
速読能力開発ツールも付属し、これを使うと だれでも本を読むスピードは速くなり、脳が短時間で多くの情報を処理する速読能力がつきます
名作は多くの人生の縮図がはいっており、多くの本を読むことは 一生の財産となります

特徴

簡単に速読が身につく読書能力開発ツールが附属しています
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寝ていても読書ができます 耳で聞くと、記憶に残り楽しい余韻があります
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小学生から一般成人まで だれでも すぐ ご利用可    
むつかしい漢字がわからなくてもどんどん読み進めれます
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□ただ聞くだけ
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□現在の読書スピードを数値化
□設備は必要なし PC設置不要、ネット環境不要


読みは 機械による自動読みです 読みに誤りがある場合はご連絡をいただけば、可能な限り、修正いたします 
更新作業をすれば、正しい読みとなります

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