ピークフロー icon

ピークフロー

Ken Kawai
Free

About ピークフロー

「ピークフロー」はピークフロー計測値や気候データを記録し、グラフ表示で関連性を把握するアプリです。
気候データはネットワークから自動取得されるため、入力の手間がかかりません。
レポート機能や蓄積したデータのエクスポート機能(CSVファイル)も備えています。

主な使い方はこちらの動画で紹介しています。
https://peakflow.apps.funyan.jp/PeakFlow.mp4

[機能]
1. データ記録と表示
以下のデータを入力可能です。

- ピークフロー値と気候データ (1日に何回でも記録可、毎日決まった時刻に記録するとよいでしょう)
- 日記 (症状やメモを1日1エントリ記録)

ピークフロー値と気候データ(気温/湿度/気圧)はグラフ表示で比較できます。喘息の症状と気候の変化との間になんらかの関連性があれば、このアプリで読み取ることができます。

2. 入力補助
気候データを入力する手間を省くための機能を備えています。

a. GPSをこのアプリで使用することを許可しており、ネットワークが繋がっている場合 =>「気温/湿度/気圧/天気」が自動入力されます
b. iPhone 6/iPhone 6 plus以降の気圧計を内蔵している機種の場合 =>「気圧」が自動入力されます

aとbの条件を両方満たしている場合は、内蔵気圧計のデータが優先されます。

aの自動入力はOpenWeatherMap(http://openweathermap.com/)のサービスを利用しています。GPSの位置情報から最寄りのステーションのデータを取得しますが、近くにOpenWeatherMapのステーションがない場合、少し離れた地点のステーションからデータを取得しますので、自動入力された気候データに誤差が生じる場合があります。天気等が明らかに違う場合は、必要に応じて修正をしてください。
何らかの理由により、OpenWeatherMapからの気象データ取得に失敗した場合には、気象庁のアメダスからのデータ取得を行います(日本国内のみ)。ただし、アメダスはOpenWeatherMapよりも観測地点が少ないため、OpenWeatherMapよりも現在地との誤差が大きくなる可能性があります。
気象データ取得元の情報は、ピークフロー入力フォームの一番下に表示されます。

3. 警告表示
特定の条件を満たした日の背景色を変え、症状が悪化した日をハイライト表示することができます。
警告表示をさせる条件は、以下の項目に対して設定可能です。

- ピークフロー値の日中変動率
- 喘息の症状
- メモに記入したフリーキーワード

4. ピークフロー標準値の設定
ピークフロー標準値を設定すると、ピークフロー標準値の80%以上の安全領域、60%以下の警戒領域が画面上に表示されます。

5. レポート機能
以下のレポート機能を備えています。

5a. 統計
記録されたピークフロー計測値に対して、統計的な数値を計算して表示します。
ピークフロー計測値の客観的な分析にご利用いただけます。

- 相関係数 => 気象データとピークフロー計測値との間の相関関係を数値であらわします
- 平均値/最大値/最小値/計測回数

5b. サマリー
過去4週間 / 2週間 / 1週間の記録を要約して表示します。
通院時の医師への報告や、喘息コントロールテスト(ACT)実施時などにご利用いただけます。

5c. 全記録表示
記録した全データをリスト表示します。

6. データエクスポート
蓄積されたデータをCSVファイル(UTF-16, タブ区切り)で出力することができます。
Excelなどの表計算アプリケーションで読み込み可能です。
データエクスポートは
- メールに添付
- AirDrop
- ファイルに保存(iCloud Driveなど)
-iPhone/iPad内の他のアプリケーションへの転送
などに対応しています。

機種変更時には、旧端末のバックアップをiTunesバックアップまたはiCloudバックアップから復元すれば新端末にデータを引き継ぐことは可能ですが、念のため、機種変更前にCSVファイルにデータのエクスポートを行い、バックアップをとっておくことをおすすめします。

ピークフロー Screenshots